藤緒あい先生による作品である『かわるがわる変わる』は、一話完結で進んでいく、今までの少女マンガの雰囲気とは違った作品です。タイトル通り、かわるがわる描かれていく人間模様や恋愛は、どのジャンルが好きな方にも楽しめる物語となっています。

箕野希望先生による作品である『わがまま男は一途に恋する』は、幼馴染じみの日和と士狼の、あまのじゃくな恋の物語。士狼は、大学で心理学を学んでいるだけあり、上手に日和の心を揺り動かします。意地悪あまのじゃく男子が好きな方には特におすすめな作品です。

「LIFE SO HAPPY」は、こうち楓先生の作品です。ベビーシッター見習いの詩春ちゃんと天使の双子・茜ちゃん＆葵くんとの愛しく温かい日々を描いた超人気シリーズ「LOVE SO LIFE」の待望の続編です。成長が楽しみにしていた方に、前作と併せてお勧めの作品となっています。

カエリ鯛先生による作品である『腐男子社長』は、作者が主人公の部下として登場する新しい切り口の作品です。すべてにおいて博識（BL好きオタク）な社長との職場での出来事ややりとりがおもしろおかしく描かれた物語となっています。

遊知やよみ先生の作品の「福家堂本舗」は、全く違った性格の三人が、実家の福家堂という和菓子屋を舞台に恋に人生に悩みながら成長していく姿に、ついつい応援したくなるストーリーです。

西桐子先生の作品の“なかじまなかじま”は、タイトルにもあるとおり中島という男が二人出てくる。憧れの少年と失礼な監督。二人の中島がどう接点をつなぎ交錯していくのか？どのような恋愛に発展していくのか？とても楽しみな作品です。

「愛蔵版 蛍火の杜へ」（白泉社）は、緑川ゆき先生の４作からなる傑作読み切り作品集。表題作である「蛍火の杜へ」では、蛍がギンという、人ではない存在と心を通わせていく様が丁寧に描かれている。全編通して優しく細やかな心の動きが描き出された傑作となっている。

「白鳥麗子でございます!」は、鈴木由美子先生による作品で、テレビドラマ化や映画化がされている人気少女マンガです。美人で高飛車な主人公・麗子と庶民である哲也のドタバタだけどピュアなラブストーリー。

矢島光先生による作品である『彼女のいる彼氏』（新潮社）キラキラ女子と、仕事のデキル男性に囲まれて働く咲。彼氏なし、仕事も順調…とは言えない咲だったが、仕事のデキルイケメン二人に言い寄られてしまう。しかも二人にはそれぞれ彼女がいて――。

原作：甘沢林檎/漫画：野口芽衣先生による作品である『異世界でカフェを開店しました。』は、異世界の料理が不味いから…自分で作ろう！カフェを開こう！という主人公・理沙の前向きな部分がとてもよく出ている作品です。小説しか読んだことのない方にもおすすめです！